
基軸通貨とは?
基軸通貨とは、世界的に流通しており、世界で基準・中心となっている通貨のことです。
通常は自分の国の通貨のことを基準で考えますが、その基準の中にも外貨を例にする時に、必ずといって良いほど使われるものがあります。
円安・円高という言葉はドルを基準にしたものですが、これはドルが基軸通貨だからです。
現在の基軸通貨として、ドルやユーロが挙げられます。
これまでの歴史では、イギリスポンドが基軸通貨となっていた時代もありました。
それでは基軸通貨になるためには、いったいどのような条件があるのでしょうか。
国同士の貿易や資本取引において、広く使用される決済通貨であること。
各国通貨の価値基準(円高・円安など)となる通貨であること。
通貨当局が、対外準備資産として保有している準備通貨であること。
これらの条件を満たしているものが、基軸通貨に必要な条件だと考えられています。
そのためには、通貨価値の安定、行動に発達した為替相場、金融・資本市場などが必要になります。
基軸通貨国は、自国通貨で国際取引ができるので、為替変動のリスクがほとんどありません。
さらに国際収支の制約も受けないというメリットがあります。
しかしメリットだけではありません。
基軸通貨であるということは、多くの責任も発生します。
ドルが下落すると、ドル建ての資産も減価してしまうため、通貨が不安定になるだけで世界中に影響を与えてしまうのです。
今後もドルやユーロが、いつまでも基軸通貨であるとは限らず、その結果次第では世界中に大きな影響が出るかもしれないのです。
